とある日の昼下がり。
野暮用を済ませて本荘駅前をふらっと歩いていた僕の視界の端に、やけに気になる外観のお店がちらっと映る。
気になった理由はただ1点のみ。そのお店がどこからどう見ても“アウトドアショップ”だったからだ。
下手の横好きながらも、釣り歴23年・キャンプ歴17年の僕。そんな僕にとってそのお店はまさに“立ち寄らざるを得ない”ほど魅力的だ。
僕はそのまま、吸い込まれるようにお店の中に入るー。
今回は、そんな手持無沙汰な昼下がりに偶然見つけたアウトドアセレクトショップ「HALO Outdoor」を紹介したいと思う。
木のぬくもりを存分に感じられるような店内だった
店内には、壁面や天井の白を基調としたなかに、木材の自然なブラウンが調和したあたたかな空間が広がっている。
そのあたたかさを後押しするかのように、ペンダントライトの暖色が店内を優しく照らす。
店主はとてもお話ししやすい方だった。僕からの突然の撮影の申し出にも気さくに応じてくれる。
未知のガレージブランドとの出会いに感激!
アウトドアメディアに長年関わっていると言う職業柄、国内外のガレージブランド(規模が小さなアウトドアブランド)をある程度は知っているつもりだった。
しかしここでは初耳のガレージブランドに出会えた。
キャンプギアを幅広く取り扱う中国のブランド「Thous Winds」や、木製のランタンスタンド・トング・三脚などを製作して販売している長野県松本市のブランド「丙 MATSUMOTO」などだ。
「丙 MATSUMOTO」の商品は特に心惹かれた。トングを試しに持ってみると、木のもつ自然なあたたかさを感じられた。
有名どころの「WAQ(ワック)」の商品を多数取り扱っている
ガレージブランドだけでなく、WAQ(ワック)の商品も幅広く取り扱っているのが魅力の一つだ。
WAQ(ワック)とは、大阪府大阪市に本社をおくアウトドア総合ブランドだ。2017年頃から市場に参入しており、今では多くのアウトドア愛好家に知られるほどになっている。
“質が高いキャンプギアを低価格で提供している”点がWAQ(ワック)の特徴だ。「比較的安くて高品質なキャンプギアが欲しい」と言う人にはぴったりなブランドだと言える。
そんなWAQ(ワック)の商品を、直接見て・触って体感できるのはここだけじゃないだろうか?
大手メーカーのブランド商品も取り扱っている!
ガレージブランドや新興ブランドのみを取り扱っているのかと思いきや、大手メーカーもしっかりと取り扱っていた。
目につく限りでは、ガス燃焼器具大手のSOTO(ソト)やOregonian Camper(オレゴニアンキャンパー)があるようだ。
Oregonian Camper(オレゴニアンキャンパー)のレジャーシートをかつて愛用していたので、その質の高さは身をもって体験している。
床に置かれた箱の中にあった同ブランドのエプロンに惹かれた(金欠なので今回は我慢我慢)。
斬新なコンセプトの調味料やジムニーのラジコンも!?
「HALO Outdoor」では、キャンプで子供と遊べるジムニーのラジコンや、一風変わったコンセプトの調味料も販売している。
ジムニーのラジコンは、一緒にお店を訪れた人がお買い上げしていた(1万円ちょいだったので、お金に余裕ができたら買いたい所存である)。
これをもってキャンプ場に行けば、飽きずにいつまでも遊び続けられそうだ。
そしてまさかのアップビートソースが…!過去に記事を手掛けたことがある僕は、思わぬ出会いにたまらず興奮してしまう。食指が動いてしまった僕は、店主イチオシの生姜焼きソースをついついお買い上げ。
アップビートソースとは、調味料に音楽の要素をプラスしたこれまでにない調味料だ。
都知事選で世間を賑わせているあの人が市長を務めていたことで有名な広島県安芸高田市(あきたかたし)にある醸造会社「日高醸造」が製造している。
アップビートソースを購入した人は、オリジナルレシピやステッカーを貰える。
またQRコードが記載されたカードも渡される。QRコードを読み込めば、全国のDJとコラボしたMIX音源をストリーミング再生で楽しめる。
バーベキューやキャンプで音源を流して楽しめること間違いなしだろう。
オリジナル商品も販売している
ブランドものばかりではなく、コーヒー豆・コースター・グラスなどのオリジナル商品も販売している。
全てをまとめて買えば、野外でのアイスコーヒーを堪能できそうだ。
由利本荘市のキャンプ好きは是非訪れてみて
大手ブランド・新興ブランド・ガレージブランド・オリジナルブランドなどを幅広く取り扱う「HALO Outdoor」では、お気に入りのキャンプギアがきっと見つかるはず。
由利本荘に住む“キャンプ好き”は一度立ち寄ってみてくださいね。
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